私が初めて東京へ訪れたのは1月でした。
東京に来て一番びっくりしたのは暗くなるのが早すぎるということでした。
私は南の方の人なので..
お急ぎの方は目次からどうぞ。
東京の夏と冬の昼の長さについて
「日照時間」とよく聞きますが日照時間は雲に隠れた時間など考慮したもので実際に日の出から日の入りまでの時間の事は「可照時間」と言うそうです。「昼の長さ=可照時間=明るい時間」です。
ご存知の通り日本は縦に長い国です。昼夜の差はその緯度により大きく異なります。また経度によって日の出、日の入りの時刻も異なります。
東京では冬至の頃だと15時過ぎにはもう夕方の気配がしてきます。17時前には真っ暗です。
逆に夏至の頃は午前4時前から小鳥がさえずりを始めます。午前4時半頃にはセミの声も聞こえてきます。
こんなに違うとサマータイムを言いたくなる気持ちも分かるような気がします。
東京に長く住んでいると慣れてしまい分からなくなってしまいますが、観光で来られた場合は明るいうちに移動したいですよね。
把握していないと目的地に着いたときは真っ暗と言うことがありえます。
すみません。私がそうだっただけですが..
以下に15日おきの日の出、日の入り時刻と可照時間をまとめました。下表は2018年ですが各年大きくは変わりません。
東京の日の出日の入り時刻一覧
日付 | 日の出 | 日の入り | 可照時間(昼の長さ) |
4月1日 | 5:28 | 18:02 | 12:34 |
4月15日 | 5:09 | 18:14 | 13:05 |
5月1日 | 4:50 | 18:27 | 13:37 |
5月15日 | 4:36 | 18:39 | 14:03 |
6月1日 | 4:27 | 18:51 | 14:24 |
6月15日 | 4:25 | 18:58 | 14:33 |
6月22日(夏至) | 4:26 | 19:00 | 14:34 |
7月1日 | 4:29 | 19:01 | 14:32 |
7月15日 | 4:36 | 18:57 | 14:21 |
8月1日 | 4:49 | 18:46 | 13:57 |
8月15日 | 4:59 | 18:31 | 13:32 |
9月1日 | 5:13 | 18:09 | 12:56 |
9月15日 | 5:23 | 17:49 | 21:26 |
10月1日 | 5:53 | 17:26 | 11:33 |
10月15日 | 5:47 | 17:06 | 11:19 |
11月1日 | 6:02 | 16:46 | 10:44 |
11月15日 | 6:16 | 16:35 | 10:19 |
12月1日 | 6:32 | 16:28 | 9:56 |
12月15日 | 6:43 | 16:29 | 9:46 |
12月22日(冬至) | 6:47 | 16:32 | 9:45 |
1月1日 | 6:51 | 16:38 | 9:47 |
1月15日 | 6:50 | 16:51 | 10:01 |
2月1日 | 6:41 | 17:08 | 10:27 |
2月15日 | 6:28 | 17:22 | 10:54 |
3月1日 | 6:12 | 17:36 | 11:24 |
3月15日 | 5:53 | 17:48 | 11:55 |
夏至と冬至では4時間49分も違います。
北海道だと6時間以上も違うようで「子供はかわいそう..」と思ったりもしますがそれが普通なのでしょうね。
外出の計画を立てる時には上の表を是非参考にしてみてください。
今日何時ころ暗くなるのかな?とかも分かります。
「冬至かぼちゃ」や「柚子湯」夏至はなぜ何もない?
冬至にはいろいろ風習があります。私が知っていたのは柚子湯くらいですが、調べたら「冬至かぼちゃ」や「小豆粥」、「こんにゃく」を食べるとかいろいろありました。かぼちゃと小豆を一緒に粥にして食べるところもあるそうです。
でも夏至で調べるとほとんどありませんでした。地方によってはタコを食べるとかあるようですが..
昔は夏は畑仕事などで忙しくてそれどころではなかったのかもしれないですね。
冬至と夏至は年によって違う
どんどん山手線から脱線してすみません。
地球には公転を修正する「うるう年」があるので当然なのかもしれませんが冬至と夏至は年によって違います。
でも「うるう年」とも少し違っています。
夏至はいつ?
2000年~2019年までは「うるう年の前の年」が6月22日でそれ以外は6月21日だったのですが、2020年~2055年までずっと6月21日です。
2056年以降は「うるう年」が6月20日でそれ以外は6月21日です。
冬至はいつ?
2000年~2028年までは「うるう年」が12月21日でそれ以外は12月22日だったのですが、2029年~2057年までは「うるう年の次の年」も12月21日です。
2058年以降は「うるう年の次の次の年」も12月21日です。つまり「うるう年の前の年」が12月22日でそれ以外は12月21日です。
日にちが少しずつ違うのはきっと難しい事情があるのでしょう..
あとがき
今回は東京の昼の時間についてご説明しました。
「山手線と関係ないじゃん」と思われるかもしれませんがせっかく目的地に着いたのに暗くなってしまったら悲しいですよね。
東京を訪れるときは是非一度「日の出」と「日の入り」の時刻を調べてみることをお勧めします。
「山手線パタパタ乗り換え案内」でした。
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